湯島天神の手相見さん

2015.02.24

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今年も湯島天神の「梅祭り」は賑やかです。

私の子供の頃、氏子の子達はこぞって押しかけていました。
お菓子が振舞われるのです。
それが目当てに我先にと。

屋台はこんなに出ていませんでしたけれど。

 

「湯島の白梅」のおつたとちからの悲恋は、もう遠い物語になっているのかもしれません。

境内に上がる階段は、男坂は正面からまっすぐに。
でも私は、細い道を曲がって路地から上がっていく女坂が大好きです。
ここは日舞西川流の先生のお稽古場があったりして、私は一番年の小さな弟子。

もう随分前にお引越しされましたが。

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で、今日も女坂の細い道を行くと、階段の上がりぶちに男性が座っています。

よく上野の山の辺りに似顔絵の絵描きさん達がいたことを思い出し、
思わず「似顔絵ですか?」と尋ねると「手相です」と。

 

占いさん?・・・それにしてもインテリっぽい作家風情の方。

ふと、見て頂けますか?と小さな腰掛に座りました。

真っ白な梅の下での手相見なんて、我ながらクスッと苦笑。
今日はどうした風の吹き回し・・・?

 

その中でスコンときた言葉が・・・。

「10代~20代のあなたが、今も一貫してあなた自身の柱になっている」

そうかぁ、と妙に納得。
きっといつもここに来るのは、その言葉にすべてが表されているのかも知れないと。

 

「失礼ですが、これ召し上がりますか?」と私はうさぎ屋のどら焼きをひとつ彼に。

そこに来る前に、黒門町(現在は上野一丁目)のお店に寄って二つバックに入れていました。

湯島の梅は小さく可憐な花びらです。

「頑張って下さいね、お風邪引かないように」と彼に告げ、また今年も女坂を上がって行くのです。

 

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