粘膜復元!

2014.11.30

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定期健診での胃カメラで、食道の粘膜が復元していることが分かりました。

 

9年前の食道がんの手術で胃の噴門と食道の1/3を取ってから、検診はいつもクリアしているのに、食道と胃を繋げている箇所がネックでした。胃液は私達の思っている以上に強い殺菌力があり、その分だけ粘膜を傷つけるのだそうです。

 

普通は入り口の噴門が食べた物が逆流しないように閉じるのですが、私はそのドアがありません。ですから、胃液はいつも出入り自由(苦笑)
そのため、デリケートで粘膜の薄い食道は、胃液によってやっつけられどうしでした。映像で見ると、いつも赤く糜爛症状が。

 

ところが今回のカメラの結果、その色がきれいなピンクに戻っているのです!
主治医は「上皮復元ですね」と。「それって何ですか?」
ドクターの説明によると、剥き身だった食道の壁が、手術前のようにちゃんと粘膜が出来ていると。

 

何だか理由もなく、ただ感動でした!
そう、私の細胞が9年と4ヶ月かかって、復元したのです。

 

人間の身体は6兆個の細胞からなり、すっかりと生まれ変わるのに6年かかると何かの本で読んだ事がありました。へぇ、そうなんだ、とその時は思っただけでしたが。この復元を、実際の写真で見たとき、初めて6兆個の自分自身の細胞を実感したのです。

 

そしてこの時になって、復元は身体の一つ一つのパーツに起こっていた事に気がつきました。例えば、髪の毛、例えば爪、例えば皮膚、例えば・・・。
そうです。私の細胞は、時間をかけて、でも着実に復元に向けて、コツコツ、コツコツとその動きを止めなかったのです。勿論、食道の粘膜が復元するなんて想像すら出来ませんでしたが。

 

何としても身体を復活させる、と自分に宣言したのは今から5年前の春。母が亡くなった直後のことです。どうなりたいかをずっとイメージし続けて、食事、筋トレ等のプログラムを作って目標を立てました。私は術後の一年後に、原因不明で肺に水が溜まったのをきっかけに、その後の4年間、入退院を繰り返すこと5回。

 

検査は常に白でした。正直、この頃はの気持ちは、このまま一生、定期的に水を抜くための施術で、毎年入院か...と覚悟したこともあります。

実は原因は、単純に極度の栄養不足だったのです(苦笑)
調べたんですよ。あらゆる情報を駆使して。人間、決意した途端に、それに向かって動き出すのですね。「必ず身体を復活させる」と宣言した途端の私が、まさにそうでした。それは、失われた(今から思えば貴重な体験ですが)時間を取り戻す再稼動に向けたスタートでした。

 

私には譲れない目標があったから。

 

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