女性が輝くならば

2014.10.21

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鳴り物入りで入閣した女性閣僚が、いっぺんに二人も脱落してしまいました。しかも、たった40日余りの内に、「女性が輝く・・・」と言う歯の浮くような言葉を聞かされた矢先に、シャンデリアはショートしてしまった。

 

実はこの顛末、今月初めの参議院予算委員会の蓮舫氏の質問追及の場面を見ている時にすでに感じていました。小渕氏の数字を把握していなかった困惑した表情、そして松島氏のふて腐れながらの弁明は(この二人はきっとすべるな・・・)と感じさせるものでしたから。

 

蓮法氏がそれを意図的に攻めていたかはわかりませんが、いずれにしてもターゲットにあったのは、今から思えば、頷いてしまいます。ネットの情報によれば、松島氏は当の法務省内部からのリークではないか、との憶測も囁かれているとか。どこまでが事実かは、わかりませんが。

 

安倍総理がどこまで本気で女性の社会進出を考えているのかは、甚だ疑問ですが、しかし女性がその存在を実力を示して行く絶好の機会であったことは確かです。しかし結果は・・・。残念です。

 

今回の事で、やっぱり女性には無理なんだ、というネガティヴな印象を国民に与えてしまっことは否めません。これってどの分野にもありますね。時代が変わっても、日本の土壌ではまだまだ根深いものがあります。だからこそ、失態は許されないのですが。

 

この女性閣僚を決めるのも、そもそも男性。決定権のポジションには、常に男性が君臨している。そして女性はそれを承る、わけです(苦笑)。特に政治の世界、それから労働界も。

 

少し前に「結婚しろ」発言で揉めた一幕がありました。あの時、その野次に対して、言われた女性議員が一瞬笑ったんです。それを見ていて、思わず(笑うな!)と思いました。笑う位なら、後から泣いてはいけないのですよ。その一挙手一投足が評価を受ける対象になる事をもっと女性達も訓練しなければならないと思った出来事でした。

 

私は常々、そこに生きる女性達の姿は、その社会の在り様と文化の高さのバロメーターであると思っています。だから、百歩譲って、女性が輝く社会を作るならば、女性自身が「輝くならばどう輝くか」を戦略的に考え、自らが実行していかなければ、真の女性が自立して生きる社会は成り立ちません。

 

今回選ばれた女性閣僚達は、自身の自己実現の為だけではなく、日本の女性達の地位の底上げを果たして行くそのポジションについていると言うミッションをもう一度肝に銘じてほしいと願わないわけにはいきません。

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