おにぎりマネージャー

2014.08.22

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「おにぎりマネージャー」がちょっとした議論を呼んでいるようです。

「おにぎりマネージャー」の生きる道

要は、進学に行かず、野球部のマネージャーになった女性が、選手達の為に「おにぎり」をせっせっと作り続け、その数なんと2万個。

 

この選択についての様々な意見が沸騰しています。
「女性の自立」vs「男性への従属」
思うに、この手のテーマって、いつもこういう図式になりますね。
所謂、男女の役割分担=ジェンダー論争。

 

時を同じくして、安倍総理は2020年には女性を日本経済の「成長戦略」として、女性の管理職を30%にすると言う方針を出しています。
そんな中で、彼女のこの選択はキャリア組から脱落するのかしら?

思うに、彼女がおにぎりを選手達の為にせっせっと作ったことが、そのまま”役割分担”の表れだとする発想が、とても短絡的な気がしてなりません。
それに、果たして彼女が、選手達が男性だったから、サボートする喜びを感じていたのかとちょっと苦笑してしまうのです。

 

むしろ、作ってもらった選手達の意識がとても重要なのではないでしょうか?
彼らは、そのサボートをどう受け止めたのか?
彼女を勝利に向けた同志として受け止めたなら、その図式は全く違ってくると思うのです。

 

私には、彼女の行為は、むしろアクティヴで主体的、と思えるのです。
その行動が、おにぎりではなかったら・・・。
それでも男性従属として受け止められてしまうのか?

 

経営者としての立場から言わせてもらえば、彼女はどの分野でも力を発揮する方なのではないかと思います。
ジェンダー論争をする前に、彼女の様な自ら選択し行動していく女性こそが、疲弊している今の社会を変えていくと思います。

 

そもそも、キャリアとは何なのか?
キャリア組とは何なのか?

 

長く続いてきた、決められたレールに乗ったからといって、これからの時代、何の保証もありません。
時代は、自ら行動していく人、それこそ自立した人材が求められていくでしょう。

 

男性社会と言う言葉が使われるようになって、随分久しいですが、女性がその言葉をいい続けている限り、進展はないのではと思います。
何故なら、それは俯瞰的に見れば事実であり、歴史の結果ですから、私はそこから学ぶものも沢山あると思います。
それを認識して、そのリソースを、女性がどれだけ活用しながら、自らの力をつけ、実績を示して行けるのか。
そうした強さをつけていくことはとても必要と思います。

その説得力、影響力が男性との対等な社会を作っていくのではないかと思います。

 

たかがおにぎり、されどおにぎり・・・。
彼女がこの議論をどう判断し、今後のリソースとしていくのか、
個人的にはとても興味深く見ています。

 

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