女性の闘いは自分自身との戦い

2014.08.19

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こんな記事が載っていました。

先月、日産のカルロス・ゴーン社長が講演した際、質疑応答の中でこんな質問が出たそうです。

「安倍政権が2020年までに企業などの指導的地位に占める女性の割合を30%としているのに対し、日産が目標とする女性管理職の割合は2017年4月時点で10%、安倍首相が掲げる目標に比べ、日産は慎重ではないか」

これに対してゴーン社長の応答は

「女性の管理職が一度に増えて後退するようなことはしたくない。
社員が自信をもって進むことが最も大事なことだ。
組織全体で、辛抱強く、継続的に取り組みを進めていきたい」

記事は「目標ありきの女性職登用ではなく、企業経営者として現実路線で答えたのが強く印象的でした」とくくっています。

 

私は、まったく同感だ、と思いました。
目標はいくらでも掲げる事は出来ます。
でも、実態のない数字合わせであるなら、そんな目標など何の意味もありません。
本当に現実に即した、実行力のある目標でなければならないと。
そして、その目標達成された時、社会は今と比べてどうなっているのか。

 

”女性機会均等法”が施工されてから30年余。
果たして、女性の仕事を通しての地位、社会進出がどのように達成されてきたのか。
2013年版で発表された「世界経済フォーラム」の調査によるジェンダーギャップ(男女格差)指数で日本は調査対象国136ヵ国中105位という結果が出ています。
ちなみにこれは、経済的な平等、政治参加、健康と寿命、教育の4つの分野で男女格差を調べています。

 

特に、政治と経済の分野での女性の進出が遅れていて、それぞれ118位と104位となっています。
その理由の一つとして、日本は「男は仕事、女は家庭」という役割分担の意識が根強く残っていると指摘されています。

だからでしょうか、企業側が管理職のチャンスを推進しようとする中において、当の女性自身が尻込みをしている、という現状も否めないようです。

安倍政権が推進する「成長戦略」と相まって、経団連もすべての会員企業に自主行動計画を策定するよう要請しているとか。

 

一方の女性達の不安、ためらい・・・出産、育児、いわば家庭と仕事の両立の問題。
これって、本当に永遠のテーマ・・・と、溜息をついていても、何の解決にもならないのですが。

 

80年代の頃、二人の子供を抱え、朝は戦争のようにスタートし、保育所に預けて、途中コーヒーを片手に会社に駆け込む。目いっぱいの仕事をこなして、そして夜のしじまにギリギリに子供をお迎えに行って、買い物をして、大急ぎで夕飯をつくり。。。

気がつくともう深夜。

家族が寝静まった中、ひとり鏡に向かって、やっと一息つく。
唯一、ひとりの女になる時間でした。

 

きっと私と同じような女性達が、その時代を闘っていたはず。
私達女性の闘いは、自分自身との戦いであり、そして社会との闘いでもある・・・そう思うのです。
でも、やはり、リングから降りるわけにはいかないのです。

 

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