女性のポジション

2014.07.09

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P&Gのヘアケア製品のブランドであるパンテーンのCM「Shine strong」の動画を
ご覧になった方はいらっしゃいますか?

 

多くの女性の口癖になっている「ごめんなさい・sorry」を取り上げたCMです。
謝る必要もないのに、つい「sorry」と言ってしまう。
男性よりも女性に多く見られるという調査結果もあるそうです。

 

2014年3月、ハフィントンポストのブログにアニ・ヴラベル氏は次の寄稿をしています。

「いつの間にか、私は”ごめんなさい・sorry”をすみません(excuse me)と同義語として使うようになっていた。“ごめんなさい”は自分の判断が間違っていた、何かあなたに悪いことをしてあなたに迷惑をかけてしまった、悪かったと思っている。お互いの関係を正したい。などという意味でめったに使わなくなった。」

また、2013年2月の記事にカリン・ホレワクゼク氏は
「女性が必要以上に謝ってしまうのは、自分に価値がないと感じているからではないか」と指摘。

「だから、自分の欲求は差し置いて、
“厚かましい事は重々承知しているのですが・・・”
“つまらない事のように思えるかもしれませんが・・・”
などとへりくだってしまう」

 

確かに日本でも、いや日本では尚の事、こうした会話が当たり前に通用しています。
特に、謙りの文化?とされてきた社会では、そうした感覚は普通になっている。
女性の場合はそれが美徳として、今もその人のパーソナリティーの評価につながっているように思います。

 

そして、パンテーンのCMは謝罪しない形で同じ場面を再現するとどうなるか、というシュミーレーションを紹介し、女性に「強く輝く」(shine strong)をよびかけている。

 

このCMを見て、ふと学生時代の教師の言葉を思い出しました。
外語大の夏のゼミの英語の担当の方。

「sorryとexcuse meはきちんと使い分けなさい。
日本語になると同じように思われますが、全く意味が違います。
Excuse meは相手に対するマナーとしての言葉ですから。
そして無闇にsorryは使わない事。」

 

勿論これはパンテーンのCM。

企業ですので、それを通しての企業としてのメッセージがあるのは当然ですが、
そこに、まだまだ女性の社会でのポジションの現実を見てしまうのです。

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