結党!老人党

2014.06.16

結党!老人党 はコメントを受け付けていません。

渋いけれど、素晴らしいドラマを観ました。
最近嵌っているWOWOWオンラインのドラマ。

その中のひとつ、笹野高史主人公の「結党!老人党」(2009年制作)がそれです。
実に観劇(感激)でした。

20140616

定年を遥かに過ぎた、妻と二人暮らしの彼が、妻と一緒に参加した同窓会がきっかけで、
一念発起して衆議院選挙に立候補する、というストーリー。

選対のメンバーは、すべて高齢者です。

巣鴨のお地蔵さんで初めてハンドマイクを持ち、そこでお茶している高齢者にぽつぽつと
スピーチし出した彼が、選挙戦が進む中で、素晴らしい演説に変わって行く。
ドラマとは言え、躍動感を誘います。

 

ラストスパートの演説は、実に今の日本社会の直面している問題にストライクゾーン。

「老人と言う立場は、無敵です!守るものは何もない。残された人生を思いっきり生きてみよう!

私達老人は、何かをしてもらいたいのではない。何かの役に立ちたいのです。
若い人達にぶら下がらず、若い世代の為に、日本の未来の為に、活動しようではありませんか。

そのためには、まずは、汚れきった国会をきれいにしよう。その一歩として、国会に行かせて下さい。

老人が、この国の救世主となるのです!」

 

団塊の世代が定年を迎え、世間に吐き出されている現在、庭いじりもOK、孫のお守りもOK。

でも、これだけキャリアを積んだ人達が溢れている、言わば人財の宝庫をみすみす放置しておいて
いいものだろうか、と私は常々思っています。

 

勿論人はそれぞれ生き方が違うのだから、ゆっくり老後を送りたいと言うのも良いでしょう。

しかし、とやはり思うのです。
10年後の日本が、介護、高齢社会を憂い、嘆くような姿であることを何故決めつけてしまうのでしょう。

もっとアクティヴで、自らの人生をプロデュースする、そういう社会をいまからビジョンを描いて作って行くのも、政治の役割だ、と思うのです。

それにしても、笹野さん、いい役者ですね!

関連記事

コメントは利用できません。