幸せはその人しか知るよしもない

2014.03.24

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フランソワーズ サガンの生涯を描いた映画を観ました。

サガンのテビュー作「悲しみよ、こんにちは」を読んだのは、高校生の頃。
ちょっとアンニュイな雰囲気に、気分まで惹かれそうでした。

 

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大人になってからは、殆ど読まなくなっていたサガンの作品。
当時フランスの女流作家と言えば、サガンと対峙していたボーボワールの作品の方が
スッキリしていて好きでしたが。

もし、いま読んだらどういう感想を持つのか・・・。
それにしても、何とまぁ、そっくりな女優を当てたことでしょう!
あの華奢なスタイル、襟足の髪に手をやる仕草。
とても細やかな演出です。

 

フランスの代表的な女性と言えば、シャネルがいます。
私は観ていて、ボーボワールよりもシャネルを並べていました。

二人とも、いつも取り巻きがいて、でも心は孤独で埋め尽くされている。
その孤独に対して、二人の受け止めかたの、余りの違いに、
あらためて女性の生き方を思わずにはいられません。

 

サガンは孤独を恐れ、一方シャネルは孤独を愛した人。
本当の彼女達の心のなかは、誰もわかりませんが。

 

そして、二人ともあふれでる才能で時代に名を残したけれど、
シャネルの果敢に社会に挑んだ強い女のイメージと比べ、
サガンの余りにも繊細で危なげなか細い生き方。

 

生い立ちの違いとはいえ、本当に対照的な二人の女。
果たして、それぞれの幸せはその人しか知るよしもないけれど。

 

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